今後さらなる活躍を期待されるエンジニアとは

IT業界におけるニーズの拡大の影響でエンジニアの役割も多様化し、職種が細分化しています。単に「エンジニア」と名乗っただけではあなたがどんな仕事をしているのか理解してもらえず、より具体的な職種名を名乗る事が必要な場面が増えてきました。これからエンジニアとして活躍していこうと思ったら、まず「どのエンジニア職を選ぶか」をよく考えた上でキャリア形成やスキル獲得の計画を練っていく必要があるのです。

さまざまなエンジニアの職種の中でも、とくに活躍できるチャンスが増えているものもあります。例えばAIエンジニア。AIの実装やAIを使用したデータを基づいて解析・分析を行う仕事です。AIによる英語翻訳の精度が目まぐるしい速さで進歩しているように、AI技術は今後ますます需要が増えていくでしょう。さらに、建設業、物流、金融など活躍するフィールドも今後さらに拡大してくといわれています。

次に、アプリケーションエンジニア。スマホが社会に広く普及したことで、アプリケーションへの需要が非常に幅広い範囲に及んでいます。ゲームはもちろん、翻訳、教育、観光案内、金融機関への支払いなどに役立つアプリが続々と増えてきました。行政さえもアプリケーションを提供するようになっており、アプリケーションエンジニアはさまざまな業種・分野でその技術を活かして活躍する機会を得ています。

ほかにもビッグデータをはじめとしたデータ分析や統計解析などを行うデータサイエンティスト、IT環境のセキュリティを担うセキュリティエンジニアなども活躍の場が急拡大しており、将来性が有望なエンジニアの職種として挙げられるでしょう。